眼瞼下垂手術(72歳女性 右眼 aponeurosis repair)
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2023-8-28 14:42
霰粒腫手術(2歳男児 下眼瞼)
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Total laparoscopic hysterectomy
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眼瞼下垂の手術動画です。
麻酔は点滴と笑気麻酔による鎮静をした上で、まぶたへ注射の局所麻酔をし、手術を行っております。注射の麻酔をする時に痛みを感じることもありますが、鎮静をしているので、あまり痛みを感じずにウトウトした状態で手術を受けられる方がほとんどかと思います。
手術は、皮膚を睫毛の上約5mmの位置から弛む分だけ切除し、まぶたの中を切開し、まぶたを挙げる働きのある『眼瞼挙筋』の腱膜(aponeurosis)の裏側を剥離、縫合短縮(修正)することで、眼瞼挙筋の機能回復を図ります。
腱膜を仮縫合し、まぶたの上がり具合を確認した後に、しっかり縫合して固定します。この時は患者さまに目を覚ましていただき、実際に目を開けてまぶたの挙がり方やまぶたのカーブの形を確認します。場合によっては体を起こしていただき、確認を行うこともあります。
最後に皮膚を縫合し、手術は終了となります。
個人差もありますが、術後、まぶたの腫れや赤み(皮下出血)は多かれ少なかれ出現します。腫れは術後2日がピークでそれから少しずつ、減っていき、術後1週間ほどするとある程度は落ち着くことが多いかと思います。(もちろん、その時点でも腫れは多少残り、完全に落ち着くのは3ヶ月ほどかかるとされています。)
術後の生活は、翌日から洗顔、洗髪、入浴などは可能で、創を濡らした後などに1日2回程度、軟膏を塗って過ごしていただき、通常、術後約1週間で抜糸を行っています。
この動画では、患者さまのご希望で片眼の手術ですが、手術で片方のまぶたが挙がるようになると、『まぶたを挙げなさい』という脳からの命令の量が減るため、それまで挙がっていたもう片方が今度は下がってしまうこともあり(ヘリングの法則)、ある程度眼瞼下垂の傾向があれば、基本的には両眼の手術を行う方が望ましいと考えています。また、両眼の手術の場合も、同じような理由で両眼を別々の日に手術するのはバランスを取ることが難しいため、基本的には両眼同日に手術を行う方が望ましいと考えています。
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