基本肢位と運動方向の用語

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2023-9-7 09:22

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基本肢位と運動方向用語. 看護学生用：運動器の疾患を表現するためには, 運動方向に対する基本となる8つの用語：屈曲, 伸展, 外転, 内転, 外旋, 内旋, 回外, 回内を知っておく必要があります. そして, それらを補足する5つの用語：背屈, 掌屈, 底屈, 前屈, 後屈も知っておくと便利です. これら13個の用語を理解できていると, カルテ記載での情報共有に便利なだけでなく, 運動器疾患の手術やギプスなどの処置のアシストも的確に行えます. 高齢化が進み, 転倒転落も増えることで運動器疾患は増加しており, 整形外科以外の医師や看護師も13個の用語を理解できていると, 情報伝達がスムーズに行えると思います. そし医療従事者に限らずスポーツのコーチにも運動方向用語はよく用いられて来ております. また、関節が動かなくなった場合に、日常生活動作において支障が少ない関節角度の肢位である良肢位を知っておくことは, 拘縮がやむを得ない場合でも, 日常生活動作における支障を最小限に食い止めることができるかと思います.

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小田明彦

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