白内障手術 3焦点レンズPanOptix使用症例
白内障治療の症例動画を作りました。
白内障の病気について一般的な解説をし、その後、手術を受けた患者さまの実際の手術前後の視力や症状、手術の動画を交えて、白内障手術について説明する内容としました。
今回の動画の患者さまは59歳と比較的若い年齢の女性で、元々、近視が強く術前の裸眼視力は右0.2 左0.3でしたが、術後はなるべく眼鏡を掛けずに過ごしたいというご希望で多焦点眼内レンズ(3焦点レンズ)のPanOptix(パンオプティクス)を移植しました。手術も問題なく終わり、術後の視力も遠方1.2、中間1.0、近方0.9と良好で眼鏡を掛けずに日常生活を送れているそうです。
もちろん、白内障にも色々なタイプがあり、手術の内容や術後の経過も患者さまにより様々ですが、一つの例として、これから白内障の手術を考える患者さまの参考になればと思います。
単焦点レンズもよいところはありますし、多焦点レンズにもハローグレアやコントラスト感度の低下など弱い面もあり、どちらのレンズが優れているといものではなく、どちらのレンズが自分に合っているかをよく考えてレンズを選択することが重要です。