CTR(水晶体嚢拡張リング) 難症例白内障手術 山王台病院付属眼科内科クリニック
眼球打撲後などで眼球内の組織が脆くなっている場合、通常は5分で終わる簡単な手術と有名なはずの白内障手術が、非常に難しい手術になる場合があります。
CTR(水晶体嚢拡張リング)は、水晶体(白内障)を包む袋の中に挿入することで、難症例の白内障を短時間でより安全に行うことができるようになる手術器材です。世界的にはこれまでもあたり前に使用されていましたが、日本では未認可であり、使用が制限されることが多々ありました。今回、国内で正式に認可され、2014年7月1日にHOYA社より正式に発売されました。
これにより難症例の白内障でも、より安全に簡単に手術ができるようになりました。