レンティスからアイハンスへの #眼内レンズ交換(80歳男性 初回手術後10ヶ月)
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レンティスからアイハンスへの眼内レンズ交換(80歳男性 初回手術後10ヶ月)
低加入度数分節型眼内レンズLentis Comfort(レンティスコンフォート)からTECNIS Eyhance(アイハンス)への眼内レンズ交換の手術動画です。 他院(神奈川県内の大学病院)にて白内障手術を受け、術後にハローグレアや見え方の強い違和感があり、その改善目的に約10ヶ月で今回の手術になりました。 レンティスコンフォートはプレート状の長方形のレンズで取り出しが難しいといわれています。それは、形状的にレンズの角が水晶体の袋(水晶体嚢)に食い込み、その部分の癒着が強くなりやすいからと考えています。しかし、角以外の部分は水晶体囊との癒着はむしろ少なく、角の部分の癒着をなるべく剥がした後に長軸方向に引き抜くようにすると十分うまくレンズが取り出せます。ただ、レンズが触れない部分の水晶体嚢どうしが強く癒着しやすく、剥がれない場合もあり、このような時に乱視矯正レンズ(トーリックレンズ)を使うとレンズの位置がうまく定まらず、術後にレンズの位置のズレにつながることも考えられ、注意が必要と思っています(実際、そのような不具合の修正も行なっていますので、後日、その動画もあげたいと思います)。 術後ある程度時間が経っているレンティス挿入眼で手術した病院などでは『眼内レンズ交換はできない』と言われて当院にいらっしゃいましたが、無事に手術が終わってよかったです。
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