#眼内レンズ交換手術 (34歳男性 初回術後6ヶ月 単焦点→3焦点PanOptix)
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眼内レンズ交換手術(34歳男性 初回術後6ヶ月 単焦点→3焦点PanOptix)
眼内レンズ交換の手術動画です。 初回白内障手術から約6ヶ月後のレンズ交換になります。 34歳の若い男性の患者さんで、元々、白内障手術前は軽度近視の状態で、単焦点レンズを遠方に合わせる予定で初回白内障手術を受けたそうです。 裸眼視力は1.0出ていましたが、+1Dほどの遠視ずれがあり、コンタクトレンズを使った上で、近くは老眼鏡をかける生活に不自由を感じ、3焦点の多焦点眼内レンズPanOptixへの入れ換えを希望されました。 手術は初回白内障手術からやや時間が経っていたため、眼内レンズと水晶体の袋(水晶体嚢)との癒着が若干強く、少し時間がかかりました。 眼内レンズ交換は初回白内障手術から時間が経っていると、手術は難しくなるとされていますが、術後数ヶ月でも条件によっては十分、可能かと感じています(もちろん、無理な場合もあると思いますが)。 若めの年齢、Johnson&Johnson(AMO)社製のレンズは取り出しやすい印象です。 この患者さんでは、眼内レンズ入れ換え後の視力は遠方1.2、近方70cm 1.2、 50cm 1.0、 30cm 0.9という経過でした。 視力自体は良好で近くも見えるようになったのはよかったのですが、多焦点レンズによるコントラスト感度の低下と思われますが、『なんかすっきりしない見え方』(←患者さんの言葉のまま)があり、この後、もう片方の眼も眼内レンズ交換をするのですが、そちらはレンティスコンフォートに入れ換えました。(そして、結局、このPanOptixもレンティスコンフォートに再度、入れ換えることになりました、、、) この患者さんは、単焦点、3焦点、レンティスコンフォートと3種類のレンズを入れたことになりますが、『どのレンズも一長一短ある』とおっしゃっていました(3種類の眼内レンズを実際に眼に入れて比べた方は、そう多くはないのではと思います)。 改めて、単焦点と多焦点とどちらが優れている、よいレンズというのではなく、どのレンズが自分に合っているかがとても大切だと思いました。 目が下転気味で中心がずれ、見にくい動画で申し訳ありません、、、
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