あまり使う機会がないかもしれませんが、右用ダブルルーメンチューブ(DLT)の位置調整です。 今回は気管支鏡画像しかなです、すみません。

この選択的肺葉ブロック(selective lobar blockade)はダブルルーメンチューブではできない気管支ブロッカーの特徴の一つです。 分離肺換気において、換気側の肺が悪かったり、そもそも片肺全摘後などの際に用いる術側肺の一部のみを気管支ブロッカーで虚脱させる方法です。 今回は右中葉・下葉を選択的に虚脱させて、右上葉を換気肺として使用します。 状況的にはかなりレアですが知っておいて損はない手技ですね。

外側大腿皮神経ブロックです。よく使う割にはわかりづらいブロックですね。いろいろなやり方がありますが、僕は交差法で穿刺して鼠径靱帯下に薬液バラマキになってます。

i-gel挿入です。自発呼吸を残して管理する際に普段行っている方法です。Propofolの反応を体感するトレーニングにもなります。

坐骨神経ブロックの膝窩アプローチです。下腿以遠の手術といえばこれですね。教科書や参考書ではあまり出ていない側臥位での穿刺ですが、結構やりやすいです。

i-gelの準備です。ASA-AMAのYellow Zoneでも使用するので、素早く準備できるようにしたいですね。

脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔(Combined Spinal-Epidural Anesthesia; CSEA)です。いわゆる硬脊麻ですね。 専用のキットを使った1椎間法もしくはneedle-through-needle法と呼ばれる方法です。とはいえこのキットはNR fitの導入により惜しくも?生産終了になりました。なので思い出としての過去の記録保存を兼ねてます。 この動画をアップロードした現在、NR fit適合規格の新たなキットも出てきていますね。

脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔(Combined Spinal-Epidural Anesthesia; CSEA)です。いわゆる硬脊麻ですね。硬膜外カテーテル挿入と脊髄くも膜下穿刺を別々に行う２椎間法です。

気管支鏡を用いた経口気管挿管です。麻酔科医のたしなみといっても過言ではないくらい、困ったときの必須手技ですね。 気管支鏡操作中はカメラ画像と術者画像の２画面構成です。ただ、成功の秘訣は最初の開口と下顎挙上の介助ですね。

脊髄くも膜下麻酔です。ペンシルポイント針での穿刺をガイド針使用で行っています。

麻酔科医だけでなく臨床医の必須手技、末梢静脈ライン留置です。が、なかなか血管が見つからないこともあるので、そんな時はエコーを使って確保できると便利です。

仙骨神経叢ブロックです。硬膜外麻酔の要領で抵抗消失で行うLabat変法というアプローチです。慣れると素早く施行でき、エコーも使わないので簡便です。作図から穿刺・薬液注入まで。

PENG(Pericapsular Nerve Group)ブロックは大腿神経領域の神経ブロックのひとつで、股関節周囲を選択的にブロックします。

腸骨筋膜下ブロックです。大腿神経ブロックと外側大腿皮神経(と閉鎖神経)が一発でブロックできます。このやり方は3in1ブロックをエコーガイド下で穿刺している感じですかね。

硬膜外カテーテル挿入です。懸滴法(Hanging Drop method)アプローチです。 現在は抵抗消失法が主流になりましたが、やってみると硬膜外腔の陰圧が目に見えてわかるので硬膜外穿刺の理解が深まります。

脊髄くも膜下麻酔です。傍正中法で行っています。手元と全体撮影の２画面構成にしてます。

脊髄くも膜下麻酔です。正中法で行い、消毒→穿刺→薬液注入完了までの一連の流れです。手元と全体撮影の２画面構成にしてます。

ガイドワイヤ一体型の動脈穿刺キットであるインサイト-Aを用いた動脈ライン確保です。

麻酔科医だけでなく臨床医の必須手技、末梢静脈ライン留置です。手背で確保しています。

麻酔科医だけでなく臨床医の必須手技、末梢静脈ライン留置です。前腕で確保しています。