曲がった鑷子を研いで修理しました。 案外簡単にできるのでオススメです。 あくまで練習用の話ですので臨床用にはしないでください。

5番鑷子ってすぐ折れますよね。 消耗品だと思って買い替えてますが、コスパの良いものはあるのでしょうか？ これまでに使っていたものと新たに買ったものを紹介します。 BONIMEDの先端が曲がってるのは使用後のためです。 Mumutechは全長1cmほど長いです。 あくまで自分が買った時点での価格・状態です。

イラストの描き方を解説しました。 30分くらいでざっと描きましたが、論文なんかに載せるものだと2時間くらいかけて描き込みます。 iPadとCLIP STUDIO PAINTを使用しています。 今回は何もみずに描きましたが、普段は写真やアトラス、ホームセンターで売ってるチューブやスポンジなんかを見ながら描いてます。

現状のまとめ的な動画を作りました。 動脈吻合を見ながらゆっくりいろんなことを話しています。 長いですが暇な時にでもご覧ください。

頸部で血管吻合する際のセッティングについて私のルーチンを説明しました。 とにかく平坦に斜めにならずに配置することが大事なので納得いくまで時間をかけて良いと思います。 セッティングして、手術台の高さを決めて、最後に顕微鏡を入れます。 初心者はすぐに顕微鏡を入れようとするのですが慌てないことが肝心です。

手羽元を初めて使用してみました。 血管の太さは鶏もも肉と手羽先の中間くらいで細めの遊離皮弁と同程度です。 簡単だし安いので思いのほか好印象でした。

口腔内の皮弁の縫合法について説明しました。 ちょっとしたコツでストレスなく縫合できます。 骨モデルに剥がせるラバースプレーを塗って粘膜を再現しています。 皮膚はタトゥー練習用スキンです。

鶏モモ肉で静脈端々吻合をしました。 静脈は薄くてすぐ縮むので、しっかり展開することが大事です。

血管剥離について手羽先を使って説明します。 ポイントは左手の鑷子で剥離する組織を引くことだと思います。

初心者の方に協力して貰って2時間くらいの指導で動脈1本縫ってもらいました。 ポイントを解説します。 今後進捗を追っていけたらと思います。

震えるときに力を入れて止めようとするのはダメです！ 力を抜けと言われても、どうしたら…？ 私なりのルーチンを紹介します。

非常に細かいことですが、糸の結び方について解説しました。 ちょっとしたことで結び目がずれて漏れたりすることもあるので 一度確認してみてください。

実際の手術で血管吻合を行う際に大事なことはセッティングです。 とにかく快適に安定した吻合を行うために毎回同じ状況を作るようにします。 私が行っているガーゼを使った方法について説明します。

初心者が針の角度を動かさずに縫合しているのを見て 針の角度の付け方について解説しました。 以前右手の使い方の動画では持針器の向き程度でしたが、 針を回す動きも必要になります。

糸こんにゃく（しらたき）を使って吻合練習をしました。 思ったよりいい感じにできました。 ただ臭いが…。 参考文献 Shimizu T, Yoshida A, Omokawa S, Tanaka Y. A microsurgery training model using konjac flour noodles. Microsurgery. 2019 Nov;39(8):775-776. Prunières GJC, Taleb CE, Facca S, Liverneaux PA. Comments on ""a microsurgery training model using konjac flour noodles"". Microsurgery. 2021 May 1.

手羽先の動脈吻合をしながら今の時点での私のこだわりについて説明しました。 どの方法が良い悪いではないですが、自分なりに常に最高の運針を心がけています。 「急がば回れ」ではありますが、早さを捨てるわけではありません。

初めて手羽先の動脈を吻合してみました。 普段細い血管は扱ってませんが、一発撮りでそれなりにできたと思います。 震えるときの対処や初心者に向いてるかどうかを解説しました。

顕微鏡を使わず、iPhoneで拡大して吻合しました。 2mmのシリコンチューブを縫っています。 いくつかの論文でも紹介されている面白い方法なのですが…

前回の血管の扱い方を踏まえて、シリコンで練習してみましょう。 できるだけ血管をイメージして、実際と同様の動きをしてください。 裂けずに均一に縫えるようになるまで続けましょう。

初心者が知っておくべき基本的なことについて説明しました。 シリコンなどで練習する際にも、内膜の愛護的操作を意識することが大事です。 主に動脈についての話です。