CYCLO G6;最新の緑内障治療機器を日本発導入
緑内障は日本人の失明の原因の第一位である重要な疾患です。
初期治療としては点眼薬、その他レーザー治療や手術治療がありますが、手術治療には様々やリスクや合併症があります。
欧米では手術に代わるとも言われ始め、かつ、大きな合併症の報告が全くない、最新型のレーザー機器が日本でも承認され、国内第一号機が当院に導入されました。
正規導入後、昨日治療第一例目の患者様に動画のアップを許可頂きました。血管新生緑内障、内服薬を1日3回、点眼薬を4剤使用して治療前眼圧55mmHgから、治療翌日25mmHgと低下傾向です。
数年で多数施設に導入されると予想されますが、現時点では国内で治療施設が限られます。
本来、当院は遠方からの患者様の治療を極力お断りしていますが、失明リスクの高い高眼圧緑内障の患者様は、安全性の高い、この治療に限り緊急レスキューの意味で全国からの治療を引き受けます。