MICS AVR後に起きた肺ヘルニアの修復例
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2024-1-11 17:20
MICSAVR 2倍速
DCMlike AR:3D MICS-AVR+MAZE
3D MICS-AVR 左心耳のワイヤー穿孔
完全内視鏡下AVR編集なし
大動脈弁腫瘍に対する3DMICS-AVR
2本杖歩行の患者さんに対するMICS-AVR
3D MICS-AVR(Two window)
3D MICS-AVR(Sutureless Valve)サクションボールコアギュレーターの導入
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severeARに対して5cm切開による完全鏡視下AVRを施行した症例
術後、咳嗽時に右前胸部の膨隆を認めるようになり、胸部CT検査を行ったところ開胸した肋間からの肺ヘルニアであると診断。
肺ヘルニアによる機械的刺激のためか、周辺の肺の透過性が低下して、咳嗽も悪化してきたことから、術後11日目に修復を行った。
修復は直接肋骨のみの閉鎖でも可能と思われたが、肋間が広いケースであったためePTFEシートによるパッチ閉鎖とした。
手術時間34分
ヘルニア修復後は咳嗽も消失、肺の炎症も改善して8日で退院となった。
完全鏡視下手術の導入により皮膚切開は3-5cmとなり、肋間に糸をかけての閉鎖は行わなくなった。しかし、肋間が広い症例や肋間筋を大きく切り込んでいる症例では肋骨閉鎖も必要であることを教えてくれた手術でした。
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