ESUSから左心耳切除に至った症例
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2024-3-1 11:24
3D Wolf-Ohtsuka 1
left atrial thrombectomy and LAAA
MICSAVR 2倍速
Totally endoscopic MVP(完全内視鏡下の僧房弁形成術)
Totally endoscopic AVR(完全内視鏡下の大動脈弁置換術)
完全内視鏡下AVR編集なし
Left atrial appendage amputation for the patient with a history of multiple bleeding episodes.
Totally endoscopic left atrial appendage amputation /内視鏡下左心耳切除術(postCABG)
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完全内視鏡下のoff pump 手術
・4ポート法(2cm,1cm,1cm,0.5cm)によるアプローチ
・3D内視鏡下のPVisolation と左心耳閉鎖
症例は75歳女性、過去に脳梗塞を繰り返しているが原因不明とされ、予防的に抗血小板剤と抗凝固療法が行われていたが半年間で3回の脳梗塞を発症、ESUS(塞栓源不明脳梗塞)として当院紹介となった。4回目の脳梗塞発症時に前医で埋め込んだICM(植込み型心電図)記録で発作性心房細動が見つかった。抗凝固療法抵抗性の心房細動による心原性脳梗塞として、外科的に内視鏡下肺動脈隔離術+左心耳閉鎖術(wolf-ohtsuka 1)を施行した。
手術時間 1時間14分
術後入院 4日間
wolf-ohtsuka 手術にも3D内視鏡を導入して、手術がやりやすくなりました。また、閉鎖デバイスとしてatrialclip pro2が使用できるようになり、選択肢が増えました。こうしたことで手術時間も短縮され、不整脈に対するPVisolationも同時にできるようになりました。
当院では現在は多くの心臓手術が1~4cmの傷で可能になりました。
開胸器は使用せず、肋骨への負担がほとんどないため、傷の痛みはごくわずかで済む方が多いです。もちろん傷も目立ちません。
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